甲斐ゼミの教室から?

 

 

 

 

 

 

 

 

冬期講習小4特進コースの初日。「お母さんの裁縫の腕もまんざらじゃないね。」という箇所を音読していた時、子どもたちに聞きました。「まんざらって何?」私の質問に頭をかしげる小学生。さっそく国語辞典を引かせると、あちこちから「あった!」「あった!」と声が上がりました。「お母さんの裁縫の腕もたいしたもんだね。」と言い換えるとみんな納得。音読を再開しました。そして授業の最後「今日どんな言葉を覚えた?」と尋ねてみると、一人の男の子が元気に手を挙げて言いました。「まんだら!」10歳の小学生男子に「曼荼羅」というボキャブラリーがあるかどうかは不確かですが、面白い言い間違いに変わりはありません。ごく、ごく簡単に曼荼羅の説明をした後、「この曼荼羅、まんざらでもないね」という珍例文(?)で締めくくりました。Facebook、Twitter開始を機に始まったこの新コーナー「甲斐ゼミの教室から」。現場で起こる“ハッピーな誤答例”など、随時お伝えしていきます。(Kikuta)