【中学受験】模擬面接を実施しました

信大附属、松本秀峰、諏訪清陵。この3校の受験対策もいよいよ佳境に入ってきました。

受験生には学科試験はもちろん、作文と面接も本番の試験では課せられます。特に受験生への大きな重圧となるのは「面接」です。普段使い慣れない敬語を使い、初対面の大人に対して自分の考えや意見を述べるのは、ほとんどの生徒にとって初めての体験です。緊張はピークに達し、本番でほとんど話すことができない子もいるでしょう。

甲斐ゼミナールの受験対策カリキュラムの1つに「模擬面接」があります。まず、生徒には事前に面接情報満載の「中学面接資料」を配付し、面接の流れをつかんでもらいます。例えば信大附属は個別での面接ですが、他の2校は集団面接ですから、流れも変わってきます。次に付属のワークシートに基本から応用までの質問に対して答えを記述します。「学校でいじめを見たら、あなたはどうしますか?」なんていうのもあります。

10月19日(日)に松本教室で信大附属中対策の模擬面接を行いました。いつも元気なAくんも緊張してやって来ました。口数は少なく、右足と右手、左足と左手が同時に出ながら歩いてくる感じです。今日はいつもと違ってお母さんも一緒です。甲斐ゼミの模擬面接は保護者の方に見学して頂きます。ご家庭での今後の面接練習に活かして頂くためです。  模擬とはいえ、内容は本番以上の緊張感と質問内容です。一通りの面接の後には「総評」を行い、良かった点、改善すべき点を指摘します。Aくんは事前にお母さんと考えた志望理由がとても上手に言えました。合格への意欲が驚くほど強く伝わってきました。「どうしよう、どうしよう」と不安でいっぱいだったAくんも顔をあげて帰っていきました。肝心の勉強にもっと力が注げると思います。

面接を通じて考えるべきことは数多くあります。自分自身の性格の分析、志望理由や中学校生活での目標、将来の夢などです。そして、それらを深く考えることにより、志望校へ行きたい気持ちが高まれば、勉強に対する真剣さも違ってくるはずです。(「中学面接資料」より)

入試へのラストスパートを力強く踏み出した受験生。一緒にがんばっていきましょう! (松本教室 塚田)