多民族クラスにおける対話から




子どもたちが何やら真剣に問題を解いています。実はこれ、クラス分けテストの様子で、この後は個別にスピーキングの面接も実施しました。それらの結果をもとに細かくクラスが編成されます。◆そこで驚いたのがメンバー構成です。参加者たちの国籍を聞くと「ロシア、カザフスタン、サウジアラビア、ラオス、韓国、そして日本」など、まさに多国籍。ネイティブ講師の授業は珍しくはありませんが、ここまで多民族のクラスは滅多にありません。ロシアの中学生と森林破壊について英語で意見を交換する経験は確かに刺激的です。◆机にかじりついているだけではできない異文化交流は、今回の語学研修の醍醐味のひとつであると思われます。それを受けて夕食後に出した課題は「相手の国について調べて質問を考える」です。子ども同士で自発的に国際交流が広がれば、世界は確実に良い方向に進んでいく。そう考えたいものです。(Kikuta)

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