

さあ、新学期も始まりました。ゴールデンウィークの予定が決まったら、次は夏休みのプランですね。是非おすすめしたいのが「マレーシア語学研修」です。昨年から始まったこの企画。まずは4月21日(日)午前10時、北口本部教室にお越しください。その醍醐味を、しっかり感じていただけるよう説明します。
今回はオーストリア発祥のE.L.C.というスクールにお世話になりました。通常は平日のみの授業ですが、甲斐ゼミナールのスケジュールに合わせて特別に土曜授業を行ってもらいました。多国籍スクール生でごった返していた昨日までとは一変、何と私たちだけの「貸し切り」となり、伸び伸びとレッスン最終日を迎えることができました。担当は、優しい笑顔にホッとするSam先生と、笑い声が絶えないJunnie先生です。午後4時、 全てのカリキュラムを終えてエントランスで記念撮影。子どもたちの表情が満足感を物語っています。さあ、マレーシア語学研修も最終日程に突入。気になるのは逆走台風だけです。(Kikuta)
一日のレッスンを終えて足を伸ばしたのはKLCC水族館。ツインタワー近くの巨大コンベンションセンター地下にある「都市型水族館」です。館内の英語掲示も良い教材として活用できます。その帰りにアイスクリームを楽しみました。もちろん店員さんには英語でオーダーです。そしてホテルに戻り、マレーシア名物のサテーとナシ・ゴレンをいただきました。フロアースタッフに子どもたちは自然に話しかけています。そしてこの後にトラブル発生。男子二人がルームカードを部屋に残したまま締め出されたのです。困って相談に来た彼らに一声「自分たちで解決しなさい」そして二人はフロントへ、無事部屋に入ることが出来ました。教室の外にも学びの場は溢れています。そのことに気が付くだけで、これからの伸びに期待が持てます、確実に。(KIkura)
観光名所の記念写真あるある◇ とびきりいい写真に他人が写る。笑顔のグループの中に一人目を閉じている奴がいる。入場待ちの時に撮られた変な合成写真を売り付けられる。高層建築物をフレームに入れたら人物が豆粒状。夜景を背景にストロボで撮ったら顔面だけバッチリ。肝心な場面でバッテリー切れ・・・。これらあるあるを全てクリアーした写真がこれです。◇日本なら東京スカイツリー、シンガポールならマリーナ・ベイサンズ、そしてマレーシアならペトロナス・ツインタワー。光の中に浮かび上がるメタリックなビルはこの国の近代化の象徴ですが、子どもたちの立ち姿もそれに負けていないと感じるのは私だけでしょうか。◇マレーシアの国営石油会社の下、日本と韓国の企業が競い合い、そして助け合い完成したペトロナス・ツインタワー。今回の語学研修が目指すテーマまでも象徴しているかのようです。(Kikuta)
子どもたちが何やら真剣に問題を解いています。実はこれ、クラス分けテストの様子で、この後は個別にスピーキングの面接も実施しました。それらの結果をもとに細かくクラスが編成されます。◆そこで驚いたのがメンバー構成です。参加者たちの国籍を聞くと「ロシア、カザフスタン、サウジアラビア、ラオス、韓国、そして日本」など、まさに多国籍。ネイティブ講師の授業は珍しくはありませんが、ここまで多民族のクラスは滅多にありません。ロシアの中学生と森林破壊について英語で意見を交換する経験は確かに刺激的です。◆机にかじりついているだけではできない異文化交流は、今回の語学研修の醍醐味のひとつであると思われます。それを受けて夕食後に出した課題は「相手の国について調べて質問を考える」です。子ども同士で自発的に国際交流が広がれば、世界は確実に良い方向に進んでいく。そう考えたいものです。(Kikuta)