What color is the sun?

こんにちは。

今回は海外と日本の『色のとらえ方の違い』についてです。

先日私が担当するSMARTreeのクラスでは、ある女の子と天気の表現を学習しました。

sunny, cloudy, rainy, warmとタブレットを使って発音練習をし、その後にテキストを使って単語を書く練習をしました。

SMARTreeのテキストには絵がたくさん出てくるため、文字だけでなくイメージで単語を学習することができます。

時には”Color and Trace”(色塗りとなぞり書きしましょう)というページもあります。

先日一緒に学習した女の子は、太陽を赤色とオレンジ色を使いきれいに色塗りをし、なぞり書きをしてくれました。私も幼い頃から『太陽=赤色』のイメージでした。

しかしテキストでは太陽を黄色で描いています。なんと、太陽を赤色で描く国の方が稀で、ほとんどの国では『太陽=黄色』だそうです。

これは理由が2つあって、1つ目は赤道からの距離だそうです。赤道に近い国ほど赤っぽく見えるようです。

2つ目は瞳の色です。日本人の瞳は黒色や茶色の方が多いですが、ヨーロッパの方々は青色や灰色が多いです。そのため異なる色の瞳を通して見る太陽は違う色に見えるそうです。

色の認識の違いは太陽だけではありません。日本では『虹=7色』ですが、国によっては6色だったり、9色だったりします。

また日本ではリンゴを赤く描かれることが多いですが、フランスなどヨーロッパのスーパーマーケットでは青リンゴの方が多く売られているため『リンゴ=緑色』のイメージだそうです。

このように私たちが当たり前のように思っていることも一歩外に出ると違っていることが多々あります。海外だけでなく、日本の中でもいくつかの方言があり、その地域によって文化が違うことがありますよね。

「言葉は文化」という言葉があるように、言葉と文化には密接な関係があります。そのためただ単に英語を勉強するだけでなく、それを使う方々の文化を学ぶと言葉だけでは理解できない部分まで知ることができ、より心を通わせることができます。

『色のとらえ方の違い』の他にも海外との文化の違いはたくさんあります。皆さんもぜひ調べてみてください♪