Tea is ready!

こんにちは。暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続きそうですね。

今回は、イギリスの文化として有名な ”tea”についてです。

もしあなたが海外でホームステイをしていて ” Tea is ready!”と声をかけられたら、どのように感じますか。「お茶を用意してくれたのかな。」「お茶の時間かな。」と思いませんか。

実は国によって必ずしも「tea=紅茶」ではないことがあります。日本の学校や教科書で学習しているアメリカ英語では、「tea=紅茶」です。しかし、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドで使うイギリス英語では「tea=紅茶、軽食」なのです。そのため、それらの国で、”Tea is ready!”と声をかけられたら、「ごはんですよ!」という意味になります。

アメリカではbreakfast(朝食)、lunch(昼食)、dinner(夕食)ですが、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドではbreakfast(朝食)、dinner(昼食)、tea(夕食)です。これは”dinner”は1日の中で最も主要な食事のことを示すため、どの食事に重きを置くのかによって使い方が変わります。

もちろん、イギリスでも紅茶のことを “tea”と言います。「アフタヌーンティー」は聞いたことがある人もいるのではないかと思いますが、それは日本の3時のおやつと同じ感覚のもので、イギリスでは他にも4、5回紅茶を飲む機会があります。

また、イギリスでは紅茶ですが、日本では緑茶、中国ではウーロン茶のようにその国によって食事の時に好まれて飲まれているお茶は違いますよね。

そのため様々な国の方々が利用する空港等では、お茶を区別するために 紅茶のことをblack teaと言います。下の紅茶のパッケージの中に “black tea”の文字が見つかりますか。

ちなみに・・・

緑茶=green tea、抹茶=powdered tea、麦茶=barely tea、ウーロン茶=oolong teaです。

暑い中、勉強や運動などいろいろあると思いますが、お茶を飲んで一息ついてまた頑張りましょう☆