🎊 甲斐ゼミ生が全国紙で優秀賞

      朝日新聞に無断で転載することを禁じる。承諾番号 23-0629 (2月27日付 朝日新聞より)

 

                「作文王の真骨頂」

 朝日新聞「天声人語」を読んで見出しを作る全国コンテストにおいて、矢野宏弥君(甲陵中新1年)が優秀賞に選ばれました。本当におめでとうございます。「色とりどりの“普通” 門出の日」という彼の作品は「6カ国転校生〜ナージャの発見〜」を題材とした1月9日付けの天声人語にタイトルをつけたものです。授業中の限られた時間の中での格闘。写真横の手書きの文は、その際にまとめた感想です。🔹2022年夏の「SDGs探究学習 作文コンテスト」最優秀賞も獲得している宏弥君。「作文王」の実力が改めて評価される形になりました。そしてみなさん、このスマイルに見覚えはありませんか。「あれっ?」と思った方は「春の中学進学説明会」のエンディング動画をご覧ください。素敵な言葉と笑顔を届けてくれる矢野君の今後の活躍が益々楽しみですね。

 ここで白状します。私も投稿していました。紙面に掲載されていないので「教え子に完敗」という図式です。私の見出しは「門出の日 脱ぎ捨ててみる “普通“」で、成人の日を「門出の日」と置き換えた点は同じでした。「様々な言い換えはダイヤモンドのカットと同じ。言葉の輝きが増すんだよ。」と伝えてきただけにメッチャ嬉しいです。🔹2人の違いは「普通」の解釈です。矢野君は「普通=個性」として、その多様性を「色とりどり」と形容しました。時代との親和性も抜群です。私は「普通=常識」と捉え、既成概念にこだわらなくてもいいんじゃない?としました。そして編集者の軍配は矢野君に。「藤井聡太に負けた羽生善治」または「 貴花田に寄り切られた千代の富士(古っ)」ってこんな気持ちなのかな?なんて思ったり(笑)いずれにしても「教え子に乾杯」という心境です。🔹学び場「天声人語」の見出し作り。次回は「チョコレート」についての2月14日の記事が課題です。新聞が「読むものから参加するもの」へ転換する投稿。このブログを読んでいるあなた!是非とも挑戦してみてください。私?もちろんチャレンジします。(Kikuta)