月別アーカイブ: 2017年8月

中学受験対策 9月10日開始

今年度の各種イベント参加状況です。?◆?2月11日の「中学合格報告会」(山梨県立図書館)は前年比26.3%増。6月11日の「中学進学説明会」(アイメッセ山梨)は43.7%増。先日の「夏期合宿」小6コースは37.0%増でキャンセル待ちとなりました。このように、今年は受験生の意識とイベント参加率が非常に高く、来年1月の中学入試は厳しい競争になることが予想されます。まさに、気が引き締まる思いです。◆?受験動向の予測には更に確実な材料があります。それは、9月10日から開始となる「小6日曜特別講習」です。志望校別の入試対策は12月まで続きますが、コースごとの受講者数はその年の受験者数と驚くほど一致します。毎年、中学受験に挑戦するお子様と保護者様の大多数にご参加頂いているからこそ可能となる、甲斐ゼミ独自の動向予測。詳細は初日の「親子合格ガイダンス」にてお伝えします。◆?みなさん、もう照準は定まりましたか?小6日特のお申し込みとお問い合わせは、甲斐ゼミナールの各教室にて承っております。(Kikuta)

 

2017 夏期合宿 後記

  合宿体験記の一部をご紹介します。限界超えを実感した中3男子、テーマ曲はその後も鳴り続けていることでしょう。劣等感がやる気に変わった中3女子、合宿を「怖い」と告白した書き出しがリアルです。目標をやり遂げた小5男子、来年はまさに“主役”ですね。そして、題名のない小6女子の文章は、彼女が書いた裏面の言葉とイラストが全てを物語っています。「夢で問題を解く」というのは深夜まで勉強する中3生からはよく聞かれる話ですが、小学生で同じ体験をするとは驚きです。ある生徒はそれを“合宿の魔力”と呼びました。写真は4日目のラジオ体操の一コマです。会場を見下ろす二人の背中からは達観したような雰囲気さえ感じられますが、それはなぜでしょう。私はこう考えました。「我らはライバルであり友である」というTシャツの文字が、彼らのフィロソフィー(哲学)になっているからであると。子どもたちが3泊4日で手にしたのは「向上心と協調性」という、かけがえのないものかもしれません。そしてその真価が問われるのはまさにこれから。夏期合宿は終わりました。そして今、始まったのです。(Kikuta)

 

 

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講師紹介2

「イェ?ィ!楽しいかぃ!頑張ってるかぃ!」合宿レクでのひとコマ。子供達はイキイキと笑顔で楽しんでいる。初めて会った子、さっきまで寂しがって家に帰りたいと泣いていた子、みんなが一つになり、はしゃいでいる光景は言葉では語れない。彼は子供達と歌った。”超えろ” ”自分を超えろ” 子供達は声高らかに合唱した。◆「自分の言葉で、指導で、未来ある子供達の夢を実現させてあげたい。」とこの業界に入った菊田先生。全力投球で解りやすく教え、合格に導く人気と指導力はピカイチ!◆宝物である子供達を包みこみながら、子供の気持ち、保護者の気持ちになり、威張らず励まして頑張る先生。それは教師の鑑である。(Fuku)

講師紹介

いぶし銀のような目立たず努力の松本先生。生徒数50人の玉穂教室を200人にしたスゴ腕。生徒の面倒見は凄い!◆わからない子にわかるよう繰り返し指導で成績を上げ合格に導くまさに受験請負人。父兄に対しても親切丁寧に子供の進学や成績アップについて熱く語り父兄からは絶大の信頼度である。◆彼は言う。「信じること、そして挑戦すること」。生徒たちに高い目標と、挑戦する勇気を与える。(Fuku)

これぞ「神技」大島校長 ?受け継がれる甲斐ゼミの神髄?

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夏期合宿3日目、中学3年生・最上位クラスでの大島校長の授業風景。イメージしにくい立体図形が目の前に舞い降りてくる。「見えた!」「なるほど」「分かった!」教室から次々と感嘆の声が上がる。これこそ、甲斐ゼミナールの「数学の神様」大島校長熟練の「神技授業」である。◆郡内地区の生徒が大島校長の授業を受ける機会は限られている。富士吉田教室在籍の生徒にとって大島校長の授業は初めて。授業を受けてみて「数学の奥の深さと面白さに感動しました。」また他の生徒は「定期試験の過去問だけでなく、本物の学力の大切さを教えてもらった。」と語ってくれた。◆一方、教室の後方に並ぶのは授業見学の講師陣。40年近いキャリアの中で培われた数々の「奥義」に触れながら、授業を行う上での大切な「心と技」が若手講師に伝授されていく。(写真は樋口講師と依田講師)夏期合宿は、子どもたちだけでなく甲斐ゼミナールの講師にとっても貴重な成長の場なのだ。(Kikuta)

深夜の理科難問オリンピック

 理科難問オリンピックが開催されました。左の写真は採点の様子。自力で解けるまで粘り強く演習を繰り返すという性格上、模範解答が目に入らないように後ろを向いて結果を待ちます。壁に頭を押し付けながら審判の時を待つ姿からは、テストに対する並々ならぬ意気込みが伝わってきます。そして右は上位3名。今年の金メダルは、甲府北東中3年の望月君の胸に輝きました。山梨県の過去20年間の入試問題の中で特に正答率の低かった難問を、彼は黙々と攻略して最初に100点に到達。はにかんだガッツポーズが印象的です。日付をまたいで行われた真夜中のオリンピック。この試練を乗り越えて、これまでも多くの先輩たちが栄冠を勝ち取ってきました。嬉しさも悔しさも全て受け止めて、夏期合宿は3日目に入ります。(Kikuta)

レクリェーションからの失敗学

小学生のレクリェーションの後に撮影された2枚の写真をご覧ください。新聞紙とセロハンテープのみでタワーを作って高さを競う「新聞の塔」コンテストを行いました。全29棟の中で自立を保ったのはわずか4棟。246cmの最高記録を打ち立てた作品も、計測直後に音もなく倒壊してしまいました。前年に比べて低い完成率の背景には何があるのでしょう。まず一つは、事前の計画性が乏しいことです。昨年の作品の印象が強いためか、出来上がりのイメージばかりが先行して、地道に高さと強度を積み上げていくプロセスが欠落していました。設計用に渡した用紙はほとんど活用されず、いきなり作業に取りかかるグループが多数見られたのは残念です。もう一つは高望みによる失敗です。高さが増せばリスクが増大するのは当然。身の丈を越えた多くのチームの塔は途中で折れてしまいました。「水を飲むキリン」のような残骸をご確認ください。何事にも失敗はつきもの。大切なのはそこから教訓を得ることです。息抜きのはずのひとときが皮肉にも深い学びの場となった合宿2日目。ステージ上の廃墟は、静かに語ります。(Kikuta)

年表テストでボルトポーズ!?

恒例となった年表テストの満点者、今年は達成者が多すぎて現在人数を確認中です。まずは“おめでとうフォト”の中から2枚をご紹介します。一枚目は都留教室の中野君と小笠原君。仲良く合宿に参加してこれまた仲良く満点。素朴な笑顔に心が和みますね。そしてもう一枚は、ウサイン・ボルトのポーズを取る女子たちです。教室や中学校が違ってもこんな風に意気投合。まるで季節部の打ち上げのようです。先日現役を引退したジャマイカ生まれのヒーローは、陸上界で不滅の「伝説」となりました。人類最速男のポーズはその記録と共に、私たちの記憶に刻み込まれることでしょう。そしてその残像は“年表テスト満点”という瞬間、日本の女の子たちにも舞い降りてきました。「自分でも信じられない」という生徒が続出の年表テスト。合宿参加者は日々「勉強の自己新記録」を更新中です。そして明日は「理科難問オリンピック」です。今年は一体誰の胸にメダルが輝くことでしょう。明日のブログも、どうぞお楽しみに。(Kikuta)