良き司会者は議論を止める!?

2018 テーマ

リニューアルされた若草色の椅子が鮮やかです。ここは北口本部教室1階。いつもは自習室ですが、昨日は小6日曜特別講習のラストを飾る「親子模擬面接&ディスカッション」の特設会場となりました。今年のテーマは「ふるさと納税」。日本の抱える問題点とふるさと納税のあり方について、様々な資料をもとに話し合いを行いました。(⇒2018テーマ参照) 偶然にも午前中にふるさと納税を済ませたご家庭や、西日本豪雨の被災地にボランティアに行った親子など、ドンピシャ体験のお子さんも見受けられました。それらの“引き出し”がディスカッション中にうまく開けば良かったのですが・・・・・・。また司会者が「他に意見はありませんか」を連呼すると、脈絡のない発言が四方八方に飛び散るか、説得力のある主張にみんなで同調してハイおしまいとなりかねません。(いや、なりました。)ここで司会の極意をひとつ、それは回すことより止めること。いい発言があったら「ちょっと待って、もう少し詳しく教えて」と“議論の芽”を育むのです。これによって参加者は質問がしやすくなり、司会者は“積極的傍観”に移ることができます。12月22日からの冬期講習では、これら司会術はもちろん、アシスト術についてもスポットを当てる予定です。(Kikuta)

 

 

 

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